衝撃的なニュースが飛び込んできました。
オンラインショッピングモール「Temu」でPontaポイントがたまる
株式会社 ロイヤリティ マーケティング 2024/7/11のニュースリリースより
Temuでもっとおトクに買い物しよう! 最大20%ポイント還元のキャンペーン開催
共通ポイントPontaを運営するロイヤリティマーケティング社が、悪名高い中国のECサイト・Temuの加盟と提携を発表しました。
Temuと言えば、とてつもなく安い価格で買い物ができるような内容の広告を多数打ち、近年急激に露出を増やした、またそれと同時に黒い噂の絶えないサイトです。
送料込みで数百円でモノが買えるなど謳っていますが、質が担保され本当に良質な商品が得られればいいですが、そんなおいしい話などあるはずもなく、アプリは各種個人情報を抜きまくり、こんな悪質なアプリは見たことがないと言われるほど。
そもそも共通ポイントの仕組みとして、各社がバラバラに持っている顧客の(特にマーケティングに関連する)情報を共有し、顧客を囲い込もうとするもので、加盟社間の情報共有が前提にあります。
ポンタの枠組みを通じて、悪名高いTemuに個人情報が漏れる可能性が非常に高くなるわけです。
まぁ三菱商事系のロ社が、利用者でもない顧客の情報をダダ抜けにさせるとは思いませんが、つながりがあればどんなことが起こるか分かりませんし、SNSでもただでさえ目障りなTemuの広告も、ポンタを通じて多数配信される可能性があります。
ポンタ、ひいては私が20年来利用しているauを解約するに充分な判断材料です。
これまでちょこちょこ書いている通り、私はポンタ経済圏で生活し、さまざまなサービスを利用していますが、それを通じて預けている個人情報が直接的間接的に危険に晒されます。
そもそも今利用しているポイントインカムや楽天リーベイツなどのポイントサイトにもTemuはいますが、それらにはauほどの個人情報は預けていないわけで、危険性としては比較になりません。
というわけで、ポンタ経済圏からの「避難」を検討しはじめました。
私が利用しているau関連のサービスを列挙してみます。
・携帯電話
・銀行
・証券(NISA)
・クレジットカード
・バーコード決済/プリペイドカード/モバイルSuica
・電気
・ガス
・カーナビ
我ながらたくさん使っていたな、と…。
マネ活プランや、息子誕生に伴って子育て応援に登録したり、その他細々利用しているものもあります。
ひとつひとつ他のサービスに変更することを検討進めていきます。
既に提携は始まっているので手遅れかもしれませんが、抵抗を示す意味でも避難は進めていきたいと思います。
避難するにあたって、今すぐにでもサービスを切り替えてしまうことはできますが、これらのサービスの中で一番時間がかかるのが、証券です。
何しろNISAを利用してしまっているので、今日から来週から切り替え~ということが出来ません。
NISAは1人1口座しか作ることが出来ず、金融機関の変更も年1回と決められています。そして既に今年2024年はNISA口座を利用してしまっています。
auカブコム証券のWebによれば、9/21以降に来年分の移行申し込みが出来るとのことで、出来るようになるや否や申し込んで、それが完了する来年頭までには、順次他のサービスもポンタ経済圏外に避難していこうと思います。
まぁ思ったよりゆっくりとした動きで、避難になるのかどうか…という気もしますが^^;
証券会社の移行先はもう決まっていて、SBI証券にする予定です。
第一生命NEOBANKのポイント制度改善により給与振込や家賃引落もそちらに統一し、実質メインバンクは住信SBIネット銀行になっているのに加え、既にiDeCoでSBI証券を利用しており、統一できることでいろいろやりやすくなることを期待しています。
まぁNISAでauカブコムを使っているのに、なぜiDeCoではSBIにしたかといえば、個人的イチオシ投信である「おおぶね(農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね)」の存在があります。
前職時代に始まった企業型拠出年金もSBIでやっていて、転職にあたり切り替える際におおぶねを取り扱っている証券会社から選ぼう、と決めて、だったらそのままSBIで、という感じです。
特定口座でやっているカードでの積立分も順調に伸びています。
それが非課税になってくれればありがたいものです。
金融関連サービスを切ることで、auマネ活プランでのポイント率が下がるのはありますが、そもそも前提となるサービスを利用するためにいくらか払っている分はあります。
一度試算して、年会費等以上のポイントバックがあることは確認したのですが、ポイントでなく現金を活用しよう、と考えることにして、マネ活プランも切っていく方向で行きます。
証券会社についてはSBIで決め、他のサービスも最遅でも今年中に切れるように検討を進めていきます。