久方ぶりになってしまいました。
仕事の制作はぼちぼちやっているのですが(まだ編集してない動画もある)、趣味の制作はなかなか出来ておらず。
今週末は必要火急の用事で実家に寄ったのち、自宅近くの板橋区立郷土資料館でやっている「板橋と光学」展を見てきました。
もう今の部屋に住んでまもなく10年になるのですが、今回で3回目だそうで、前2回は全く見ていませんでした。
3回目、というよりどんどん内容が補遺されている感じなんですかね。
近現代の技術が「郷土」なのかなぁと思っていましたが、想像以上に板橋区各地に光学機器メーカーがあるんだなぁ、と。
旭光学時代からペンタックスは前野町にあったとか(今もか)
古いものだけじゃなくてこんな最近の機種の図面まであったり
日本電産コパルもあったり。
どんどん高速化していくフォーカルプレーンシャッターもずらっと展示されていました。X接点最速1/300秒とありましたが、α1は半分電子で1/400秒って出ましたね。
最速1/12000秒ってα-9でしたっけ。どのカメラに搭載されたシャッターかは記載がありませんでした。
もちろん大判のレンズシャッターの展示もありました。
ビューカメラのウイスタは意外とボリュームありませんでした()
恐らくペンタックス以上に力が入っていたのがトプコン。
出していたレンズ銘「シムラー」から分かる通り、志村に工場がありました。
カメラ事業撤退は昭和55年とのことですが、それ以降も出していた医療用?カメラもひょっこりいました。
コシナが復刻させたトプコール58mmの話はなかったなぁ()
あ、開放F0.75レンズの図面ならありました。
ブロニカも発祥は板橋区なんですね。
タムロンに吸収されたイメージが強いので大宮だと思ってました。吸収されたってだけですね。
ツイッターで BRONICA の I が刻印ミスされていて BRON CA になっているものがあった、というのを見ましたが、展示機はちゃんと BRONICA でした()
正直、無料の展示とは思えないボリューム感でした。しかもフラッシュ焚かなければ撮影OKというサービスっぷり。
3月まで実施されているので、カメラクラスタなら是非見に来てください。