オリンパス社のカメラ等を含む映像事業の切り離しが発表されました。
オリンパス社そのものは、瑞光の名のもとにたくさんの名機と呼べるカメラ、
名玉と呼べるレンズを発表して、世界の写真と呼べるものにたくさんの貢献をしたことに疑いはありません。
デジタルになってからも、フィルムサイズに基づかない規格としてのフォーサーズ・マイクロフォーサーズを提唱して、
パナソニックと共にミラーレス一眼の嚆矢として活動していました。
横断的に見れば、PENシリーズやOM-Dシリーズがミラーレスの普及を爆発的に促進したと言ってもいいと思います。
MFTが扱いやすい規格として動画系カメラにもどんどん採用されて、
機材の小型化に一役買っています。
ですが、個人的な話をすれば、オリンパスは本当に僕に「ハマらない」カメラでした。
いわゆる “NOT FOR ME” でした。
個人的な出来事としてはちょっと伏せますが、OM-D E-M10を買ったことが引き金で彼女にフラれてから、
意地になってE-M10を持ち出していましたが、どうにも4:3のアスペクト比が苦手な気がしてなりません。
海外出張、今のところ生涯唯一のフォトキナ視察に持ち出した際には、
今でも会社でのツアーの告知等にも使われている写真を撮ったのはありますが、
色が好みじゃないんですよねぇ。
あとは、おそらくマイクロフォーサーズ全体に言えることなんでしょうけど、
暗部ノイズ耐性の低さが、僕の使い方に合いませんでした。
合うように慣らせばよかったのかもしれませんが…。
とまぁ合わない話ばかりでもないのですが、ボディキャップレンズの9mmは
マイクロフォーサーズの35判換算倍画角で使いあぐねていた広角域で、
独特の歪みが欲しいときはすごくお気に入りでした。
(ここまで日本の写真なし)
展示会とかの記録では、その歪みが命取りにもなるんで結局スナップ的なものしか撮れませんでした。
まぁせっかくなので国内の写真も。
マイクロフォーサーズ機では動画用としてパナソニックGH5も現在所有はしていますが、
動画メインでスチルではほとんど使っていません。
やっぱりこちらも暗部ノイズが使い方に合わないですね…。
4:3画角が合わないんだとすれば、中判デジタルも使いにくいことになってしまうので
そちらには早急に慣れたいと思います←